便秘が解消したら中性脂肪も下がる

女性の中で便秘解消の努力をしているという人は多いと思いますが、実は便秘を解消することで中性脂肪値も下げられるのです。

ここでは便秘と中性脂肪の関係や簡単にできる便秘の解消法を紹介していきます。

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便秘が中性脂肪を増加させる?

便秘を解消することで中性脂肪値を下げられるということは、裏を返せば便秘が中性脂肪を増加させる原因のひとつになっているということでもあります。便秘が中性脂肪を増加させる理由はいくつかあります。

・体の代謝が悪くなる
便秘になると腸内に何日も食べ物が溜め込まれるため、腸の中では有毒物質が発生します。この有毒物質は腸内にとどまらず、血液に溶け込むことによって血流を悪化させるため体の基礎代謝も悪くなってしまうのです。

基礎代謝が悪くなれば、そのぶん体内で消費するエネルギー量も減ってしまうため、中性脂肪が消費されづらくなってしまいます。

・腸内で脂質や糖質を吸収してしまう
腸内に蓄積されていく食べ物にも様々な栄養が残っており、そこには脂質や糖質も含まれています。本来であれば食べ物は腸内に蓄積されても、一定の時間が経てば便となって体の外に排出されます。

しかし、便秘になっていると腸内に食べ物がとどまる時間が長くなるため、その分腸内の食べ物から脂質や糖質といった中性脂肪の材料になる栄養を吸収するようになってしまうのです。

つまり便秘になることで普段よりも多く中性脂肪の材料となる脂質や糖質を吸収するようになってしまうため、中性脂肪も増加するようになるということです。

・体が冷えて脂肪が蓄積する
便秘になると血行が悪くなることで身体が冷えやすくなります。そして、身体が冷えているとその分冷えから体を守るために脂肪が蓄積されやすくなります。こういった便秘による冷えも中性脂肪が蓄積されやすくなる原因になり得るのです。

便秘になると「お腹に蓄積されている便の重さの分、体重が増加してしまう」と考えがちですが、実は便秘になることで中性脂肪が蓄積されやすくなることも体重増加に繋がっているのです。

なぜ女性は便秘になりやすい?

男性と女性では圧倒的に女性のほうが便秘で悩まされているイメージが強いですが、なぜ女性は便秘になりやすいのでしょうか?その理由は次のようなものがあげられます。

・女性ホルモン
女性ホルモンの中には「黄体ホルモン」という妊娠活動をサポートするホルモンが存在するのですが、実はこのホルモンには腸の動きを鈍くする作用があるのです。

そのため、生理によって黄体ホルモンの分泌量が変化する女性は腸の動きが鈍くなりやすくなり、男性よりも便秘に悩まされやすいのです。

・筋肉量
女性は男性よりも筋肉の量が少ない傾向にあります。腸内に溜まっている便はただ黙っていれば外に排出されるわけではなく、自分で便を中から押し出してあげなければいけません。

そのため筋肉量が少ない女性の場合は、便を押し出す力が弱く便が腸内に溜まりやすくなる傾向があるのです。

・ダイエット
女性が便秘になってしまう理由として有名なのがダイエットです。世の中には様々なダイエット方法がありますが、多くの女性は極端な食事制限をして栄養素が足りなくなるケースがあります。

これが原因で便が硬くなったり、腸の働きが悪くなって便秘になるケースがあるのです。

・我慢
男性と比べると女性はついつい便意を我慢しがちです。便意というのは、腸に便が溜まった時に脳に送られてくるサインのことです。

このサインを受け取ることで人は排便をするのですが、実は便意を我慢する癖がついていると脳が排便のサインを受け取りづらくなってしまいます。

そうすると結果的に「腸に便が溜まっているのに便意を感じない」という状態になってしまい、便秘になりやすくなってしまうのです。

このように男性に比べて女性の方が体質的にも習慣的にも便秘になりやすい傾向にあります。
そのため中性脂肪値を改善したいと考えている女性は、中性脂肪値を改善するための食生活の改善や運動に加えて、便秘を解消することも視野に入れた方が良いといえるでしょう。

便秘の解消法は?

具体的な便秘の解消法をいくつかご紹介しましょう。

・食物繊維を多く摂る
便秘の解消法として有名なのが食物繊維を多く摂取する方法です。しかし、意外と知られていませんが食物繊維といっても、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があり、この2つの食物繊維をバランスよく摂ることが大切なのです。

食物繊維が豊富に含まれる食べ物といったら、野菜、そして果物を思い浮かべる方が多いでしょう。
しかし果物には果糖が多く含まれているため、食物繊維を摂取したいからといって果物を多く食べてしまうと中性脂肪を増加させることになります。やはり食物繊維を摂取するなら野菜をメインに考えるといいでしょう。

他にも乳酸菌やビタミンを積極的に摂取することも大切です。

・こまめに水分摂取をする
腸内の水分が足りないと便が硬くなってしまい、排便されづらくなってしまいます。そのため日ごろからこまめに水分補給をするように心がけましょう。1日の水分の摂取目安量は1.5L以上が目安になっています。

また、朝起きてから白湯を飲むのも便秘改善に大きな効果があります。

・便意がなくても朝にトイレに行く
便秘になっている場合、我慢をしすぎて便意を感じなくなっているケースがあります。そのため1日の中で排便活動が最も活発になっている朝は、たとえ便意を感じていなくても必ずトイレに行く癖をつけましょう。

そうすることで次第に便意を感じるようになり、便秘も解消されやすくなります。

便秘になると単なる体重増加だけでなく、中性脂肪も蓄積しやすくなってしまいます。特に女性の場合は便秘になる可能性が高いので、日頃から便秘対策を意識して実行するようにしましょう。

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