プチ断食で中性脂肪を減らす方法

中性脂肪の増加には主に食事が関係していますが、ダイエット方法として有名になったプチ断食で中性脂肪を減らせます。

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プチ断食で中性脂肪が減る理由は?

プチ断食とは、1日~3日程度の短期間だけ断食を行なう方法です。このプチ断食でなぜ中性脂肪が減るのでしょうか?

体内に中性脂肪の増加には主に食事に含まれる「脂質」「糖質」「タンパク質」が関係しています。

・脂質と中性脂肪の関係
食事から摂取された脂質はまず、十二指腸で分泌されるリパーゼという酵素の作用で脂肪酸とグリセリンに分解されます。

そしてこのふたつの成分は小腸に吸収されると小腸壁に行きつき、ここで再び中性脂肪に合成され、エネルギーとして使われなかった分が体脂肪として蓄積されていくのです。

・糖質と中性脂肪の関係
炭水化物や砂糖に含まれる糖質は、体内に入ると消化酵素の作用で「ブドウ糖」に分解されます。
このブドウ糖は体を動かすためのエネルギーとして利用されますが、活動量が少なくエネルギーの消費量が少なかった場合は体内で余ってしまいます。この余ってしまったブドウ糖は肝臓に運ばれて、遊離脂肪酸と結合することで中性脂肪へと姿を変えます。

・タンパク質と中性脂肪の関係
タンパク質は体内に入ると、アミノ酸へと分解され、これが糖質となり肝臓で中性脂肪へと姿を変えます。先に紹介した脂質や糖質はエネルギーとして利用されますが、アミノ酸はエネルギーではなく主に臓器や髪、骨、筋肉といった体の材料として使われます。そのため脂質や糖質と比べると中性脂肪になる割合はあまり多くはありません。

このように主に食事から摂取される脂質と糖質が原因となって中性脂肪は増加します。しかし、プチ断食をすることで一時的に食事を摂取しない状態になると、当然のことながらその間は体の中に中性脂肪の元となる脂質や糖質はほとんど取り込まれなくなります。
そして、人は食事を抜いたとしても生きていくために常にエネルギーを消費しています。そのためプチ断食をすることで体内で中性脂肪が増えなくなり、さらに体内に蓄積されていた中性脂肪がエネルギーとして利用されるようになり、中性脂肪が減っていくのです。

また1日3回の食事のせいで内臓は常に働きっぱなしの状態になっており、本来の働きを出せない状態になっています。そこでプチ断食をして内臓にも休みを与えることで、本来の機能が回復して代謝がアップするようになるとも考えられています。

そのためたった1回のプチ断食では付け焼刃の中性脂肪対策になってしまいますが、プチ断食を継続していけば次第に中性脂肪を溜めにくい身体になっていくのです。

プチだからこそ続けられる!?

上で紹介したように極端な話をすれば、脂質や糖質を一切摂らなければ体内の中性脂肪は増えません。「それならプチ断食ではなく、本格的に断食をすればいいのでは?」と思う方もいるでしょう。

確かに本格的に断食をすれば、プチ断食をするよりも手っ取り早く中性脂肪を減らせるかもしれません。

しかし、プチ断食と断食には大きな違いがあります。それが断食中のストレスです。本格的な断食をするとなると、何日も食事に制限がかかってしまいます。「食べたいものを食べられない。」「お腹がすいても食べられない。」そんな日が毎日続くことを考えると、どれほどのストレスがかかるのか想像もできません。

しかしプチ断食の場合は、あくまで断食をするのは短期間なのでストレスも少なくすみます。

実はストレスを受けると体の中では、コルチゾール、カテコールアミンというホルモンが分泌されるのですが、このホルモンが分泌されると中性脂肪が増加してしまいます。

そういった意味でも本格的な断食よりもプチ断食の方が中性脂肪を下げるためにはおすすめできるのです。

またプチ断食は本格的な断食と比べると効果は少ないのですが、ストレスが少ない分長期間続けられるというメリットもあります。

プチ断食の方法は?

プチ断食にはいくつか方法があるのですが、3日間を使って行う方法を今回は紹介します。3日間といっても3日間まるまる断食をするわけではなく、実質断食するのは1日だけなので想像しているよりも苦痛なものではありません。

・1日目(予備断食)
1日目は予備断食といって、2日目の本断食を行なうための準備日になります。普段の食事から突然本断食をして食事を絶つと、空腹間に耐えられなくなってしまいます。

そのため1日目の昼食は食事の量をいつもより少し減らし、夕食の量はいつもの半分程度まで減らし、時間も早めるようにします。また消化の悪いもの、胃に負担をかけるものは控えましょう。

・2日目(本断食)
2日目は本断食となり、この日は1日食事を完全に立ちます。ただし水分は摂取してOKです。おすすめは野菜ジュースです。野菜ジュースにはビタミンやミネラルが含まれており、生野菜や果物に含まれる酵素には代謝を促す効果もあるのです。

またこの日は食事を完全に絶つため、あまり激しい運動などはしないようにしたほうがいいでしょう。

・3日目(回復期)
2日目で断食自体は終了するのですが、まる1日断食をしたことで胃の消化力は低下しています。
そのため3日目の朝食は、おかゆなどの消化に良いものを少し食べるようにします。そして昼食、夕食と徐々に食事の量を増やしていき、いつもの食事に戻していきます。

これでプチ断食は終了となります。平日にプチ断食をするのは、仕事などへの影響を考えるとあまりおすすめできません。

もしこの方法でプチ断食をするなら、金曜日を1日目(予備断食)、土曜日を2日目(本断食)、日曜日を3日目(回復期)にするといいでしょう。

プチ断食は継続すれば中性脂肪を一時的に減らすだけでなく、中性脂肪を消費しやすい体を手に入れることも不可能ではありません。ストレスがたまりづらいというメリットを活かして、プチ断食を定期的に長期間継続できるようにしましょう。

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