中性脂肪値が高い人のNG食材も、中性脂肪値が低い人には効果的!

中性脂肪が高い人にとって脂質や糖質が多く含まれる食材はあまり摂取するべきではない「NG食材」となりますが、実はこれらのNG食材は中性脂肪値が低くて困っている人にとっては数値改善のために効果的なものとなるのです。

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中性脂肪値はなぜ低くなる?

中性脂肪値の正常値は、30~140mg/dlとなっています。そのため中性脂肪値が29以下となると中性脂肪値が低すぎる「低中性脂肪血症」と診断されます。

「中性脂肪が高くて健康診断でひっかかる」という話はよく聞きますが、中性脂肪値が低すぎるという話はあまり聞きません。中性脂肪値が低くなる理由としては、次のようなものが考えられます。

・ダイエットなどによる栄養不足
中性脂肪は食事から摂取する脂質や糖質が元になって、体内で合成されます。そして体内に蓄積された中性脂肪は、人が活動するためのエネルギーとして消費されます。

そのため食事の量が極端に少なかったり、栄養が偏ってしまうと通常よりも中性脂肪が少なくなってしまいます。

自分が好きなものしか食べない、ダイエットで極端な食事制限をするといった生活をしていると中性脂肪が低くなってしまいます。

・過度な運動
体内に蓄積されたエネルギーが中性脂肪として消費されるということは、運動量が多くなればなるほど中性脂肪が消費されるということになります。そのため普段から過度な運動をしていると中性脂肪値が低くなってしまうことがあるのです。

・病気
上で紹介した2つの原因は食事や運動といった生活習慣によるものでしたが、実は病気が原因となって体内の中性脂肪が大幅に減少することもあります。

例えば甲状腺機能亢進症(バセドウ病)になると、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になることによって新陳代謝が活発になります。新陳代謝が活発になりすぎると、その分中性脂肪もエネルギーとして消費されすぎてしまうため中性脂肪値が減少します。

また他の病気によって中性脂肪を合成をする肝臓の機能が低下することによって数値が減少することも考えられます。

中性脂肪値が低いとエネルギー不足になる?

中性脂肪値が低いということは、体の中のエネルギーが不足しがちになるということでもあります。人は体を動かすときにはもちろんですが、脳でなにかを考えるためにもエネルギーを使います。

そのため中性脂肪値が低い状態が続くと、体力が低下して疲れやすくなったり集中力が低下してしまいます。突然めまいやたちくらみ、頭痛に襲われやすくなることもあるでしょう。

また、中性脂肪が低いということはそれだけ体に栄養が足りていないということですから、体の抵抗力も低下し風邪などの感染症にかかりやすくなります。

さらに上で紹介した甲状腺機能亢進症や肝臓の機能障害が原因となって中性脂肪値が減少している場合は、当然のことながらそれぞれの病気にともなった症状もあらわれます。

中性脂肪を上げる食材がおすすめ

世の中の多くの人は中性脂肪が高すぎることに頭を悩ませていますが、その原因の多くが糖質や脂質が多く含まれている食べ物、中性脂肪を上げやすいNGな食べ物を食べ過ぎていることにあります。

体内の中性脂肪は食事から摂取する糖質や脂質を材料として作られます。そのため中性脂肪値が高い人は脂質や糖質が多く含まれる食材を避ける必要があるのですが、中性脂肪値が高い人にとってNGな食材も、中性脂肪値が低い人にとってはおすすめな食材になるのです。

具体的には中性脂肪を上げるためにおすすめな食材は次のようなものになります。

▼炭水化物
私達の主食でもあるごはん、パン、麺類といった炭水化物には豊富に糖質が含まれています。これらの食材は主食ということもあり、摂取量が多くなってしまい中性脂肪値が高くなってしまうことがありますが、手軽に摂取しやすい食材でもあるので中性脂肪値が低い人にとってはおすすめの食材となります。

▼果物
果物は総じて健康に良いイメージがありますが、実は果糖やブドウ糖と呼ばれる糖質が多く含まれているので、食べ過ぎてしまえばその分中性脂肪値もあがります。

中性脂肪値が低くて困っている人はバナナ、りんご、みかん、パイナップル、いちご、グレープフルーツなど自分の好きな果物を積極的に食べるといいでしょう。

▼肉類
肉類の中でも脂質を多く含むのが牛肉のバラ、サーロイン、リブロース、豚肉のバラ、肩ロース、鶏肉の皮といった部分です。肉類を見たときに一目で脂身が確認できますが、中性脂肪値が低い人はこういった脂身を多く含む肉を食べるといいです。

このような中性脂肪を増やす食品が、中性脂肪値が低い人にとってはおすすめの食材になります。
ただし、いくら糖質や脂質を多く含む食材を食べる必要があるといっても、暴飲暴食をおすすめしているわけではありません。中性脂肪値が低い人でも暴飲暴食を続ければ、中性脂肪値が基準値を超えて今度は高値になってしまうことも十分ありえます。

中性脂肪値が低すぎる原因が病気によるものでない場合は、ダイエットなどで栄養が極端に偏っていたり主食である炭水化物を摂取しない極端な食事制限をしているケースが多いです。

そのため、中性脂肪値が低い場合はまずは主食の量を元に戻すことから始めるといいでしょう。

糖質が多く食べ過ぎになりやすい炭水化物や脂質の多い肉類は、中性脂肪値が高い人にとってはNGな食材になります。しかし、反対に中性脂肪値が低い人にとってはおすすめの食材になります。

暴飲暴食にならないように気をつけながら、中性脂肪値を基準値内に戻せるように食生活を見直しましょう。

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